女人高野 室生寺

室生寺(むろうじ)は、室生山深く清流の流れる場所にあり、古くから水神信仰・龍神信仰の霊地として知られています。
かつて女人禁制だった高野山(和歌山県)に対し、古くから女性の参詣できたことから「女人高野(にょにんこうや)」として広く親しまれています。境内には柿葺(こけらぶき)寄棟造りの屋根が特徴的な金堂[国宝]や、屋外の塔として国内で最も小さく室生寺のシンボルでもある五重塔[国宝]をはじめ、多くの国宝や重要文化財が散在しています。
2020年9月には寳物殿がオープンされ、金堂内陣に安置されていた十一面観音菩薩立像[国宝]、地蔵菩薩立像[重要文化財]などが収蔵されています。春には約3,000株のシャクナゲ、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の静寂な雪景色が境内を彩り、四季それぞれの美しい姿で訪ねる人々の心を癒します。
※掲載写真はイメージです。
基本情報
- 住所
- 〒633-0421
奈良県宇陀市室生78 - 施設名
- 女人高野 室生寺
- ホテルからのアクセス
- お車で約50分